ペルー:マチュピチュの内部

 

さて、前回に引き続きましてマチュピチュのご紹介です。

 

今回はマチュピチュの内部に迫りますよ。

 

あのジブリの代表作『天空の城ラピュタ』のモデルになったとも言われてる

 

あのマチュピチュですよー

 

 

先にお伝えしておきます。

 

 

長いです、今回。(今回も)

 

遺跡の入り口より
遺跡の入り口より

 

未だ謎の多いマチュピチュ

 

今から約100年前にアメリカの歴史学者ハイラム・ビンガムによって発見されました。

 

この人、インディージョーンズのモデルになった人だそうで。

 

 

でも、最近になって

 

実はこの人よりも少し先にペルー人が発見していたという説が浮上しているそうです。

 

真偽のほどは未だ検証中でしょうが

 

複数の証言が出ているみたいなので、事実である可能性が高そうですねぇ。

 

まぁ、

 

第一人者はビンガムさんということで。

 

 

断崖に建つこの都市は山の裾からは発見することができないため、

 

『インカの失われた都市』

 

『天空の都市』

 

と呼ばれるようになったそうです。

 

住居跡
住居跡

 

遺跡を間近で見てみると、住居のようなものがそのまま残っているし

 

生活観を感じますよねぇ。

 

 

この住居跡からは色んな生活用品が発掘され

 

貴族や技術者、身分の違う人たちが約500人は暮らしていたのではないか

 

と言われています。

 

段々畑
段々畑

 

これが有名な段々畑ですね。

 

40段もあるそうで。

 

ここで、じゃが芋とかトウモロコシとか様々な野菜を育てていたそうです。

 

 

この段々畑は東側を向いているんですが、

 

太陽の熱をより多く受けるためなんですって。

 

 

段々畑を一つずつ石組みで囲ってるのわかります?

 

これは太陽の熱で石が温まって、夜でも温室のような暖かさを保つためなんだそうです。

 

 

さらに、この畑の中を調べると

 

表面から順に、土→砂→小石→石って4層になってて

 

水はけや保水を考えて作られているんですって。

 

 

昔の人はすごいですねー

 

 

ちなみに話はちょっとそれますが、

 

普段食べているほとんどの野菜って南米・中米が原産だそうですね。

 

芋・かぼちゃ・トウモロコシ・インゲン豆・落花生・ピーマンにズッキーニも。

 

意外なのがトマトやイチゴにパイナップルも南米が発祥なんだそうです。

 

南米を侵略してたヨーロッパ人が自分の国に持ち帰って

 

そこから世界中に広まったのでしょうね。

 

 

驚くべきなのが、この石組みの美しさ。

 

まるで機械で裁断したかのようですよね。

 

インカ帝国って鉄を持たない文明だったそうで、

 

石は切り出したのではなく、割ったものを研磨したんだそうです。

 

ハンマーで叩いて平らにしたとか

 

砂でこすったとか

 

色んな説があるそうですが、

 

それにしても時間がかかったでしょうねぇ。

 

 

謎なのは、こんな大きな石をどこからどうやって運んできたのか?

 

標高2430mですよ。

 

本当にこうやって運んだのか?
本当にこうやって運んだのか?

 

周りにそびえる山々から石は採取されたと聞きますが、

 

本当にこんな風にして運んだんでしょうかね?

 

ひとつ5t~10tも重さがあるんだそうですよ。

 

 

うーむ、謎ですねぇ

 

 

そして石組みのもう一つの謎。

 

それは、窓や出入り口、そして壁の窪みの形が全て台形になってるんです。

 

台形になっている窓や入り口
台形になっている窓や入り口

 

長方形じゃなくて、台形。

 

歪んでいるわけでもなく、石組みを難しい台形にあえてしている意味とはなんなのでしょう?

 

 

「こんな難しい形もへっちゃらだぜ」的な、

 

文明のすごさをアピールしたかったとか?

 

 

最初に作った窓が石の関係で台形になっちゃって、

 

建築家が几帳面だったから「一つだけじゃブサイクだから、この際全部台形にしちゃいますか」と言った

 

とか。。

(そんなわけない。几帳面なら、そもそも台形にならない

 

 

うーむ、謎ですねぇ

 

太陽の神殿
太陽の神殿

 

こちらは太陽の神殿と呼ばれる場所で、

 

遺跡の中で唯一、半円の曲線を描いている建物になります。

 

東と南に小さな窓があって

 

冬至の朝は東から、夏至の朝には南の窓から太陽の光が差し込むように作られているんだそうです。

 

この神殿、女性の子宮を表しているとの一説もあるとか、ないとか…

 

インティワタナ
インティワタナ

 

これはインティワタナ

 

原住民の言葉でインティ「太陽」、ワタナ「つなぐもの」という意味だそうで

 

遺跡の中で一番高い場所に作られていて、この石が太陽信仰を表しているんだそうです。

 

石の角が東西南北を指していて、日時計だったと考えられています。

 

南十字星の石
南十字星の石

 

これは南十字星を表した石

 

天体観測も行われていたのでしょうか?

 

 

もうちょっと右から撮れば菱形に写って、それらしく見えるんでしょうが

 

ちょっとこれは失敗ですね。

 

 

他にもなんという部屋か忘れましたが

 

この部屋では壁にある窪みに顔を突っ込んで声を出すと

 

部屋全体にまるでスピーカーが付いているかの様に音が響きます。

 

 

みんなして頭突っ込んで

 

「んん~~」

 

「あぁ~~」

 

とか、奇妙な声を発していました。

 

聖なる石
聖なる石

 

これは聖なる岩

 

岩の向こう側に見える山と同じ形をしています。

 

神が宿っているとも言われ、ちょっとしたパワースポットなんだとか。

 

 

この丸いものには色んな説があって、

 

一つは石臼という説。

 

まぁ、いかにもって形してますよね。

 

ここから土器の材料が発見されているらしく、陶器の工場だったのでは?と言われています。

 

他にも、ここに水を溜めて鏡として使ったのではないかという説。

 

更には、この建物は構造上屋根がないと考えられており

 

石が北と南を向いていることから、

 

水を張って、水に反射して強くなった太陽の光を力として受けていたという説まであります。

 

天空の鏡とも呼ばれているそうです。

 

 

こんなにもたくさんの説があって

 

どれも可能性があり、未だに解明されていないという。

 

 

うーむ、謎だねぇ

 

 

遺跡には放牧されているリャマがいて、

 

 

こんな迫力でリャマと接することもできますよー

 

 

いかがだったでしょうか?

 

 

謎の多いマチュピチュ

 

 

他にも有名なコンドルの神殿とか、採石場とかもあったのですが

 

いかんせん、ガイドの英語が聞き取れず

 

そういうものを写真に収めていなかったというね。

 

 

残念なことでありますよ。

 

 

これは全部、帰ってきてからネットで調べました。

 

 

さて!

 

そして、もう一つ!

 

マチュピチュ遺跡の見学の後に、なんとあのワイナピチュに登ってきましたよ。

 

ワイナピチュっていうのは、前回もお伝えしたアノ

 

 

遺跡の裏にそびえる山ですね!

 

ワイナピチュ入り口
ワイナピチュ入り口

 

1日200人限定

 

入る時間帯も制限されているんです。

 

私達は11時の回で、少し並んで入ります。

 

どぉぉぉぉぉん
どぉぉぉぉぉん

 

むぉー ( ̄‥ ̄)=3 フン

 

 

今からコレに登るんですねぇー

 

うーむ、震えますね。

 

 

なめてたわけじゃないのに

 

このワイナピチュ、

 

なかなか手ごわかった。

 

 

こんなに急で

 

 

こんな、

 

 

こんなで、

 

 

こーんな狭い穴にも潜らなきゃいけないんですよ。

 

ただでさえ標高高くて息が切れるわ

 

全身使って登るから、汗も出るわ出るわ

 

もぅ、ヨダレとか鼻水とか多少、いや、多量出てても気にしない。

 

 

気にしてられないんですよ。

 

 

下山してくる人がすれ違いぎわに「ハーイ」とか「大丈夫?」とか

 

声かけてくれるんだけど、

 

もぅ、それに応えるのすらわずらわしい。

 

 

もうすぐで頂上かな (›´ω`‹ ) ゲッソリ

 

 

って思ってた時にすれ違った人が

 

「頑張って!あと20分くらいだよっ!」

o(*⌒O⌒)b

 

って言ってくれて

 

 

ヨッシャーー!! ヽ(`Д´)ノ

 

 

って最後の力振り絞って20分ぐらい登ってからすれ違った人に

 

「頑張れ!あと20分ぐらいだからね!」

 

って言われた時には発狂しそうになりました。

 

 

でも、

 

私よりも遥かに年上の方とかも登ってて、 

 

「頂上まで行ったらご褒美がまってるからね」

 

って、声かけてくれて。

 

ワイナピチュ頂上付近
ワイナピチュ頂上付近

 

頂上に着いたら、案の定

 

「登って良かったー!」

 

と言えるほどの素晴らしい見晴らしでした。

 

 

コレ↑

 

マチュピチュの遺跡をワイナピチュから見たものになります。

 

あんなに大きかった遺跡が、全体を見渡せるほど小さく見えます。

 

コンドルの形に見え…る?
コンドルの形に見え…る?

 

現地の人は、

 

ワイナピチュから見たマチュピチュ遺跡を反転させるとコンドルの形をしている

 

と言います。

 

頂上にて
頂上にて

 

すっごくしんどかったし、

 

もう二度と登りたくないと思っていますが、

 

それでも登って良かったと思えるほど

 

頂上に着いた時の爽快感は忘れられません。

 

 

みなさんも、是非!

 

神秘の謎に包まれたマチュピチュに一度は行ってみてはいかがでしょうか。

 

 

長い、長~い日記にお付き合い頂き、誠にありがとうございます★

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【Photo Gallery】

 

≪私の旅情報≫

●マチュピチュとワイナピチュの予約サイト

予約サイトURL↓

http://www.machupicchu.gob.pe/

※Adobe Flash Player11.7対応です。

 

予約の方法を詳しく紹介したサイトを見つけましたので、ご紹介しておきます。

World Traveler Diaryさんの日記より↓

http://michikaizumi.blogspot.jp/2012/06/blog-post_8279.html

 

私もネットで最初予約を挑戦したのですが、南米は全体的にWi-Fi環境が悪く上手くいきませんでした。最終的にはクスコにある旅行代理店でそれほど高くないツアーを見つけたので、それに申し込みを決めました。手続き等を全て代理店がしてくれるので楽でしたよ。あと、マチュピチュ遺跡に入るにはパスポート必須です。

 

●マチュピチュとワイナピチュの入場料と入場制限

マチュピチュ遺跡のみ…128ソル(約4600円)

マチュピチュ遺跡&ワイナピチュ…152ソル(約5500円)

※2013年2月のレートになります。

年々、値上がりしているそうです。 

 

マチュピチュの入場制限…1日2000人まで

ワイナピチュの入場制限…1日200人まで 

つ、疲れたぁ~
つ、疲れたぁ~

コメントをお書きください

コメント: 6
  • #1

    けいすけ (金曜日, 26 4月 2013 09:35)

    予習をして訪れると感動が倍増するかもな?

    日本のマチュピチュと呼ばれる竹田城跡には行った?行かへん?車ですぐ行けるみたいやけど…(笑)

  • #2

    ミチルより (金曜日, 26 4月 2013 16:32)

    けいすけさんへ
    武田と竹田をかけた冗談かと思ったら、本当にある城なんですね(笑)さすが、物知りですね!

  • #3

    けいすけ (金曜日, 26 4月 2013 18:42)

    え~…っと…私はそんなに超絶おもしろくない男ですか?(笑)

  • #4

    ミチルより (金曜日, 26 4月 2013 22:13)

    けいすけさんへ
    超絶おもしろいですよ!はははψ(`∇´)ψ

  • #5

    ogłoszenia erotyczne (金曜日, 03 11月 2017 17:36)

    Sobczuk

  • #6

    wróżka niedaleko (金曜日, 17 11月 2017 23:20)

    Skubikowski

プロフィール

名前:ミチル  性別:

年齢:27歳    血液型:A型

前職:ウェディングプランナー

趣味:映画鑑賞

2012年映画館で観た映画の数: 77本

特徴:無類のネコ好き。

世界中に愛人(愛ネコ?)をつくる予定。 

好きな猫のタイプ:

雑種のデブ猫。多少臭くても大丈夫。