前回の下ネタで、もう少しみんなの反応が良いかと思っていたのに

 

親族以外からのコメントを一切もらえなくて

 

ひかせてしまったのでは？と不安に駆られる今日この頃です。

 

 

痛い腹を抱えながらクスコに到着しました。

 

 

クスコという街は昔の言葉(ケチュア語)で「へそ」を意味し

 

インカ帝国の首都であり文化の中心だったとされる街です。

 

 

標高は約3400m

 

 

大学生の時に読んだ世界一周旅行の本にクスコのことを

 

「世界で一番空に近い街」

 

と書かれており、いつか行って見たいと夢膨らませていました。

 

どこに一番行きたい？

 

って聞かれても「クスコ！」と答えていたぐらい行きたかった街です。

 

 

やっとその憧れの街に着いたというのに、

 

肛門の心配以外考えられない、余裕がないわたしです。

 

更に、追い討ちをかけるように高山病にもかかりました。

 

 

ちょっと歩いただけで息が切れます。

 

酸素が十分に吸えないから、酸欠で頭痛がします。

 

友人達が気遣って荷物持ってくれます。

 

腹が痛すぎて腰を曲げて歩くようになり、

 

せっかくの景色も自分の足しか見えない状態です。

 

 

世界で一番空に近い街です

 

 

ヨタヨタの状態で、クルスデルスル社のバス停を後にし

 

クスコのバスターミナルに歩いて向かいます。

 

そう、こんな状態なのに今晩中に次の目的地のラパスに向かいます。

 

 

ラパス行きのチケットをゲットしたら、荷物をバス会社に預けて

 

街へと繰り出しました。

 

繰り出すと書いていますが「さぁ、行こうぜっ！」みたいなテンションではありません。

 

自分の足しか見えてない状態です。

 

 

あ、ちなみにこれがクスコの街です。

 

 

余裕ないから、この写真ぐらいしか撮れてませんでした。

 

 

次のバスに乗ると、しばらくマシなもの食べれないから

 

ここで食事をとっておきます。

 

 

ということで、日本人バックパッカーご用達の

 

日本食屋『金太郎』

 

 

中は結構広かったです。

 

お腹にちょっとでも優しそうなものをと思って

 

味噌汁と湯豆腐を頼みました。

 

そしたら湯豆腐はないと言われました。

 

じゃあ、わかめうどん　と頼むと

 

うどんはランチはやってないと言われました。

 

で、結局頼んだのがコレ

 

 

親子丼。

 

半分も食べれなかった…

 

もったいなーい

 

 

味はかなり美味しかったです。

 

あと、店内綺麗でした。

 

 

食べ終わった後に、これ以上悪くならないようにということで

 

高山病の薬を買いました。

 

 

こっちって、箱買いしなくても大丈夫なんですね～

 

お願いしたら、1シートだけで売ってくれました。 

 

一箱なら44ソル(約1600円)

 

1シートで22ソル(約800円)

 

 

薬飲んだらちょっと楽になりました。

 

病は気からですね。

 

完全にそのタイプです、わたし。

 

 

ようやく足以外の景色も見えてきたので、

 

せっかくなのでバスが出発するまでは観光してみました。

     

 

クスコは買い物天国です。

 

観光客向けのお店や雑貨屋がたくさん並んで

 

色もカラフルで、見てると欲しくなっちゃいますよ。

 

 

買いたい気持ちをぐっと我慢して、

 

有名な12角の石を見てきました。

 

 

 

クスコには大きさ・形が異なる切り石が

 

寸分の狂いもなく積み上げられたインカ帝国時代の石組みが残っています。

 

その中で特に有名なのが、この12の角を持つ石

 

隙間なくぴったりと収められていて

 

カミソリ一枚も通さないほどだそうです。

 

 

昔の人はすごいですねー

 

 

バスが19時発で微妙に時間が余ったので

 

みんなでマッサージに行ってきました。

 

クスコでは道を歩いていると、女の人が

 

「セニョリータ、セニョリータ。マッサージ。」

 

って声をかけてくるほど、マッサージ屋さんがたくさんあるんです。

 

 

私とA氏はホットストーンマッサージ

 

観音氏はインカマッサージで

 

値切って3人で200ソル(約7200円)でした。

 

 

ホットストーンマッサージって初めてしたんですけど、

 

良いですね！

 

ちょっと石が熱すぎたけど、

 

腰とか肩にじんわり熱が伝わってコリがほぐれる感じです。

 

でも、常に肛門の心配をしていたので

 

本当の意味でリラックスはできませんでした。

 

「どうかお尻の辺りを触らないでっ」

 

って必死に心の中で祈ってました。

 

 

とても残念だ。

 

 

この店では、サービスでコカ茶も出してくれました。

 

 

コカ茶は、あのコカイン(麻薬)を抽出できる原料の葉なんですけど

 

お茶飲む分には幻覚作用などはないらしく

 

南米では高山病の薬としても有名です。

 

 

すっきりした味わいで

 

ハーブティーって感じです。

 

私はコレに砂糖を入れて飲むのが好きです。

 

 

ちなみに、初期のコカ・コーラには

 

その名前の由来どおりコカの麻薬成分が入っていたそうです。

 

今は入ってませんけどね。

 

 

身体もリフレッシュして、時間も良い感じになったので

 

クスコのバスターミナルに向かいました。

 

 

南米ではバスに乗るのに、施設使用税？サービス税？みたいなのを少し取られます。

 

クスコは一人 1.3ソル(約50円)

 

事前に購入して証明書みたいな小さな紙ををもらい、

 

バスに乗る時に係員にこの紙を渡します。

 

コレがないとバスに乗れないみたいなんです。

 

 

観音氏とA氏はお腹が空いたようなので、

 

また軽く食事をとりました。

 

 

南米の食事って、ほとんどこんな感じです。

 

フライドチキンと芋

 

芋はやたらと黄色くて旨いです。

 

味が濃いんです。

 

現地の人はこのチキンは一人一つずつ食べていました。

 

だから、あんなにも太るんですね～

 

私はお腹が痛いので芋だけ食べます。

 

 

あと、コレも有名。

 

 

インカコーラ

 

ペルーの首都リマの建国400年を記念して1935年に発売されたそうです。

 

甘みがあって、微炭酸

 

エナジードリンクみたいな味です。

 

ペルーではコカ・コーラを押さえて、このインカコーラが国内NO.1シェアなんですって。

 

これも南米に行ったら押さえておくべきご当地名物ですね。

 

 

19時発　サルバドール社のバスです。

 

 

車内食で配られたクラッカーとジュースです。

 

あたるはずのない食べ物だったんですが、

 

なんかトラウマで一切手をつけれませんでした。

 

 

サルバドール社のバスはけっこう綺麗で

 

足もゆったり伸ばせて、思いのほか良かったんです。

 

 

でも、夜中に一度すごい音を出して揺れて

 

どうやら変なもの踏んだか、ぶつけたかでパンクしたそうです。

 

20分くらい停車して、ささっと直してました。

 

 

そして、朝6時ぐらいにボリビアとの国境に到着！

 

 

ここで出国＆入国の手続き。

 

バスの中でしてくれると思いきや、

 

寒くて雨も振っている中、外に放り出されました。

 

 

寒いよー

 

 

昔、シンガポールからマレーシアに行った時はバスに乗ったまま

 

添乗員がパスポート集めて手続きしてくれたんですけどね～

 

 

手続きはあっさりしてました。

 

列に並んでたら係りの人が紙渡してくれて

 

それを書いて、順番待って、パスポート見せたら終わり。

 

ひょいひょい

 

って感じだったんですけど、ボリビアに入る時なぜかペルー警察と名乗る男に止められて

 

すぐそこにあった交番に連れて行かれたんです。

 

で、なんか荷物検査するって言ってる。

 

 

そういえば、少し前にメールしてた旅行者が

 

“国境で呼び止めて、財布からお金を取る腐った警察がいる”

 

って言ってた。

 

 

マジか・・・

 

 

「怪しい」とか「検査じゃない？」とか、みんなであーだこーだ言って

 

でもスペイン語話せないし、わからないし

 

されるがままに、個室に一人ずつ連れて行かれて・・・

 

 

結局、パスポート見せてカバンの中身をチェックされただけで済みました。

 

誰も何も取られてない。

 

でもA氏はクレジットカードまで見られたと言っていました。

 

 

抜き打ちのチェックだったんでしょうかね？

 

未だに謎です。

 

 

さあ！そしてここからはボリビア！

 

ボリビアってどんな国なんでしょ～かっ！

 

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≪私の旅情報≫

●クスコバスターミナルについて

詳しい住所は知りませんが、繁華街のアルマス広場からはタクシーで15分ほど、8ソルぐらいで行けます。運転手に「アウトブステルミナル」って言ったら連れて行ってくれます。

  

●クスコ⇒ラパスのバスについて

サルバドール社を利用しました。クスコバスターミナルの入ってすぐ右にオフィスがあります。日本人も多く利用していたので、そこそこ安心できる会社かと。値段は曖昧ですが本当は一人120ソルぐらいだったと思います。3人だと言うと一人100ソルにまけてくれました。

 

●12角の石

アルマス広場のカテドラルのすぐ右の道、トゥリュンフォ通りをひたすら真っ直ぐ行くとあります。